静岡県で起きた大麻所持事件

静岡県で起きた大麻所持事件

今回は、静岡県で起きた大麻所持事件の報道について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説いたします。

~ケース~

大麻取締法違反で逮捕されたのは袋井市山科のとび職の男(20)です。
男は15日午後1時半ごろ、袋井市山科の自宅で大麻たばこ1本を所持した疑いが持たれています。
警察によりますと、大麻の捜査線上に男が浮上し、自宅を捜査した署員が大麻たばこを発見したということです。
男は大麻たばこを使用していて容疑を認めています。

警察は入手方法や余罪などを調べています。
(https://look.satv.co.jp/_ct/17635859 6月15日 「自宅に大麻たばこを所持していた疑いでとび職の男を逮捕 静岡・袋井市」より引用)

~大麻所持の疑いで逮捕された場合はどうなる?~

大麻所持の疑いで逮捕され、留置の必要が認められると、逮捕時から48時間以内に、身柄が検察へ送致されます。

検察では、身柄を受け取ったときから24時間以内、かつ、逮捕時から72時間以内に、被疑者の勾留を請求するか、釈放するかを判断します。

勾留請求は裁判官に対して行います。
検察官の勾留請求に対し、裁判所が勾留決定を出すと10日間、やむを得ない事由があると認められた場合には、さらに最長10日間、勾留されることになります。

検察官は勾留中の被疑者については、その満期日までに、あるいは、処分を保留して被疑者を釈放し、起訴・不起訴の別を判断します。
大麻所持の罪により起訴される可能性は比較的高く、公判を見こした弁護活動を早期に開始することが重要となります。

~取調べではどのようなことを聞かれるか~

ケースにもある通り、薬物犯罪においては入手ルートの解明、余罪の有無を明らかにすることが非常に重要となります。
厳しい取調べが行われたり、余罪の嫌疑によって、改めて逮捕されてしまうケースも少なくなく、弁護士のサポートが重要となる局面が多数予想されます。

「この程度の事件であるから」と、弁護活動を受けることに消極的となることは得策ではありません。
大麻所持の疑いで逮捕された場合には、すぐに弁護士の接見を受け、今後の弁護活動に関してアドバイスを受けることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
ご家族が大麻所持の疑いで逮捕されてしまい、お困りの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

 

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