Archive for the ‘暴力犯罪’ Category

静岡県藤枝市で酔って暴力事件で逮捕

2020-07-22

静岡県藤枝市で酔って暴力事件で逮捕

お酒に酔って気が大きくなったり、暴力的になるなどして暴行などを行い、他人の身体や財産、業務などに被害を与えてしまった場合の刑事責任について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

<刑事事件例1>
静岡県藤枝市の会社に勤めるAさんは、終業後、上司と飲みに出かけ、大いに酔ってバーの電光掲示板に体当たりをし、電光掲示板を壊してしまいました。
バーの店員の通報により駆けつけた静岡県警藤枝警察署の警察官によって、Aさんは器物損壊罪の疑いで現行犯逮捕されました。

<刑事事件例2>
静岡県藤枝市の会社に勤めるBさんは、終業後、同僚と飲みに出かけ、大いに酔って路上で騒いでいたところ、巡回中の静岡県警藤枝警察署の警察官に注意を受けました。
しかし、酔ったBさんは、警察官を罵りながら襟元を掴んでくってかかったため、Bさんは公務執行妨害罪の疑いで現行犯逮捕されました。
(上記いずれもフィクションです。)

【夏の時期、酔った勢いで暴力犯罪が増加?】

夏の時期、日が高くなり会社帰りに飲み会を行ったり、夜の街を出歩く会社員、大学生が増加し、酒に酔った被疑者による暴力事件の逮捕事例の相談が増加する傾向があるように見受けられます。

酔った被疑者が他人に暴力を振るったことによる暴行罪傷害罪とは異なり、他人の物を壊した場合には弁護活動の質が変わります。

というのは、刑法261条が定める器物損壊罪は親告罪であるため、被害者等による告訴がなければ検察官は起訴することができません。

よって、器物損壊罪に対する弁護活動では、速やかな示談交渉を行い、示談締結による不起訴処分の獲得が目標となります。

他方、刑法95条が定める公務執行妨害罪は、個々の公務員の身体が保護されているのではなく、公務員の職務の円滑な遂行が保護されています。

つまり、公務執行妨害罪は「被害者がいない罪」として、その弁護活動において示談の選択肢がありません。

よって、公務執行妨害罪に対する弁護活動では、例えば罪を認めているのであれば、反省状況を示す情状主張等によってより軽い処分を求めていくことになるでしょう。

上記いずれの刑事事件例でも、酔っていたこと自体は情状を軽くする事実にはならず、被疑事実の否認と受け取らてしまうデメリットがあります。

静岡県藤枝市酔って暴力事件を起こして逮捕されてお悩みの方またはそのご家族は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。

静岡県伊豆市でカップルの喧嘩で暴力犯罪

2020-07-08

静岡県伊豆市でカップルの喧嘩で暴力犯罪

カップルの口論などがヒートアップし、乱暴な行為や意図せぬ行為で暴行罪傷害罪などの暴力犯罪に発展するケースとその刑事責任について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

<刑事事件例>

静岡県伊豆市在住の自営業の男性Aさんは、交際中の女性Vさんとドライブの途中、ささいな口論から大喧嘩に発展してしまいました。
Vさんは感情の起伏が激しく、興奮すると周りの物に感情をぶつける傾向があったため、AさんはVさんの体を押さえつけて宥めようとしました。
しかし興奮したVさんは、Aさんの制止を暴力行為と勘違いし、大声で悲鳴を上げたため、通行人が「男が女に暴力を振るっている」と静岡県警大仁警察署に通報し、Aさんは暴行罪の疑いで現行犯逮捕されました。
(※フィクションです)

【男女関係に起因する刑事事件と身柄拘束の傾向】

今まで弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務に寄せられたご相談の中で、10代・20代のカップルの喧嘩から刑事事件に発展した例が目立ったため、今回はカップル喧嘩に起因する暴力事件を取り上げたいと思います。

カップル喧嘩よる暴力事件では、多くの場合、相手に対する行き過ぎた感情や嫉妬心などを原因としており、場面としては、カップルが二人だけの状況(例えば自家用車の中)で、片方が別れ話を切り出し、感情的になった結果刑事事件化するというケースが多いです。

なお、痴話喧嘩から発生した暴行罪または傷害罪のすべての刑事事件逮捕に至っていることに注目する必要があります。

これは、被疑者と被害者が交際している場合、お互いが相手の住所や連絡先などを知っている場合がほとんどであり、捜査機関側からすると、逮捕して被疑者の身柄を拘束しなければ、さらに加害行為を行ったり、被害者を威迫して被疑者に有利になるような証言を強要する等、罪証隠滅の恐れがあるからと思われます。

それゆえ、カップル喧嘩から発生した暴力事件では、事件が発生した段階で速やかに刑事事件に詳しい弁護士に相談し、身柄解放に動いてもらうことが必要になってきます。

また、このような経緯で暴行罪傷害罪などの刑事事件に発展してしまった場合、被害者の立場の方からすれば、加害者に対して感情的になっている場合がほとんどで、警察沙汰になってしまって初めて「これほど大事になるとは思わなかった」「刑事事件にまで発展させるつもりはなかった」と反省するケースもある一方、カップル喧嘩が一時的なものでなく、被害者側に蓄積された不満や被害意識が積み重なっていた場合には、加害者に厳しく刑事処罰をしてもらい、以後関係を断つというケースも見受けられます。

このようなケースでは、加害者が直接被害者に謝罪する機会はほとんど得られないため、刑事事件に詳しい弁護士に仲介してもらい、被害者に対する謝罪や被害弁償を進め、加害者に対する被害感情を速やかに和らげていくことが非常に有効です。

静岡県伊豆市カップル喧嘩による暴力事件逮捕事案でお悩みの方は、弊所の無料法律相談または初回接見サービスをご利用ください。

静岡県焼津市で通り魔事件で逮捕

2020-06-17

静岡県焼津市で通り魔事件で逮捕

通り魔事件から生ずる刑事事件の展開とその責任について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

【事件例】

静岡県焼津市焼津駅を通勤していた会社員女性Vさんは、駅から出た時、太ももあたりに痛みを感じたため確認すると、刃物で切られたと思われる切り傷から出血していました。
Vさんは最寄りの交番に飛び込み、静岡県警焼津警察署あてに通り魔の被害にあったと被害を訴えました。
警察が通り魔による傷害罪の疑いで捜査を開始したところ、間もなく焼津市内に住む無職男性が傷害罪の疑いで逮捕されました。
(※フィクションです)

【通り魔事件で問題となる刑罰】

令和元年10月16日午前9時頃、東京都港区の東京メトロ銀座線虎ノ門駅近くの交番で、通勤中だった30代の会社員女性が通り魔によって右太ももに約5センチの切り傷を受けて2週間の軽傷を負った傷害事件をモデルにしています。
被害者女性は「足がちくちくする」と異変に気付き、確認したところ、出血しており、ズボンも切られていたとのことで、警察が通り魔傷害事件として捜査を進めています。
女性が通り魔の被害にあった場所は、虎ノ門駅改札を出で出口に向かう途中であり、通勤客で混み合っていたため、通り魔は身柄の特定に時間を要すると思われます。

一般的に、通り魔とは、通りすがりに人に不意に危害を加える者を言います。
主に、通り魔は、①人の多いところで単発または複数の犯行を行うタイプと、②時間や場所を変えて散発的に犯行を行うタイプに分かれます。

一言で通り魔事件と言っても、加害者の犯行の動機によって成立する犯罪が変わり得る場合があり、人を殺すつもり、または殺してしまうかもしれないという認識をもって通り魔事件を行えば、多くの場合、傷害罪より重い殺人未遂罪が成立すると考えられます。

殺人未遂罪傷害罪、暴行罪などの個人に対する犯罪は、被害者ごとに犯罪が成立するので、併合罪(45条)として、2つ以上の罪で有期懲役にする場合、その最も重い罪について定めた刑の長期に、その2分の1を加えたものが長期となります。

実際の事件例では、殺人未遂罪および銃刀法違反で懲役5年が科された例、同じ罪状で懲役7年が科された例、傷害罪および銃刀法違反で懲役1年6月執行猶予5年が科された例などがあります。

自分のご家族が逮捕されてしまった場合、特に通り魔事件のように重大事件であれば尚更、初回接見サービスをお勧めします。
これにより、刑事事件専門の弊所弁護士が、被疑者の方に今後の刑事事件についての見通しを説明し、取調べに対する助言等を行います。
懲役刑が言い渡される可能性が高い通り魔事件では、事件の初期段階から弁護士に動いてもらい、捜査機関の不当な取調べで不利な供述を取られないようにすることが後の刑事手続きで重要となります。

静岡県焼津市通り魔事件刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の無料法律相談または初回接見サービスをご利用ください。

静岡県静岡市で配偶者への暴力犯罪で逮捕

2020-05-20

静岡県静岡市で配偶者への暴力犯罪で逮捕

配偶者交際相手への暴力犯罪などで刑事事件化してしまうケースについて、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

【事件例】

静岡県静岡市在住の会社経営者Aさんは、ある日、妻Vさんと口論の上、Vさんを殴ったうえ、倒れたVさんを踏みつけて怪我をさせたため、生命の危険を感じたVさんが静岡県警静岡南警察署に通報しました。
Aさんは駆け付けた警察官によって傷害罪の疑いで現行犯逮捕されました。
息子が傷害罪逮捕されたとの連絡を受け、Aさんの両親は刑事事件に強い弁護士に依頼をするつもりです。
(※フィクションです。)

【相次いで報道される配偶者への暴力犯罪】

上記刑事事件例は、令和2年5月16日、外国人男性タレントが口論の果てに妻の顔を殴ったとして暴行罪の疑いで現行犯逮捕された事案をモデルにしています。
(※この事件は弊所で受任した事案ではございません。)

事件の経緯としては、16日正午頃、「夫に顔を叩かれた」との通報を受けた埼玉県警浦和警察署が、通報場所であるさいたま市の住宅街に駆けつけたところ、興奮している被害者の姿があったとのことで、被疑者は妻と口論になり、その夫婦間トラブルの最中に顔面を叩いたということでした。
警察官による事情聴取等の末、被疑者と被害者の話は食い違っていたが、自宅にいた子ども達の話や、状況証拠などから判断して、駆けつけてから約50分後、埼玉県警浦和警察署は被疑者が妻の顔面を叩いたとの疑いで、暴行罪の被疑者として現行犯逮捕した模様です。
警察の調べに対し、被疑者は「暴力はやっていない」と事実を否認をしているが、被疑者である妻は事件後、警察に「被害届」を提出している模様です。
男性被疑者は、同月18日に検察官送致され、検察官による勾留請求に対し、裁判所が勾留を却下し、釈放されて在宅の捜査が進んでいます。

この事件では、被疑者を被疑事実を一部否認しており、一般に、生活を同じくする配偶者交際相手の間の暴力事件では、極めて高い確率で逮捕されることになります。

なぜなら、被疑者と被害者が生活を同じくしている場合、口裏合わせや威迫等による証拠隠滅の恐れが強く疑われるからです。

一時的または突発的な暴力行為であれば、被害者の通報によって暴行罪傷害罪刑事事件化する場合もありますが、夫婦間で継続的な暴力行為が行われていた場合には、DV防止法による保護命令が下されたり、その命令違反に対する罰則など、また別の刑事事件に発展することもあるでしょう。

前述のとおり、配偶者間等の暴力犯罪刑事事件化された場合には逮捕リスクが非常に高く、被疑者の方の身柄が長期間拘束される可能性がありますので、迅速な問題解決をお求めのご家族等は、すぐに刑事事件に強い弁護士に相談すると良いでしょう。
当事者同士では冷静に話ができない示談等について、刑事事件の経験豊富な弁護士が円滑な話し合いをお手伝い致します。

静岡県静岡市配偶者交際相手間の暴力犯罪で悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の無料法律相談または初回接見サービスをご利用ください。

静岡県静岡市で凶器で人を脅迫して逮捕

2020-04-25

静岡県静岡市で凶器で人を脅迫して逮捕

トラブルや喧嘩から激高して凶器を使用して相手を脅迫したり、あるいは強い恨み等のために凶器を用いて相手を脅迫等する場合において生じうる刑事責任について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

【事件例】

トラック運転手Aさんは、静岡県静岡市清水区の道路を走行中、隣の車両を走っていた車から急な車線変更を迫られたためカッとなり、その車を追いかけて路肩に寄せて停止させ、運転していた自営業の男性Vに対して金属製のスパナを突きつけ、「ぶっ殺すぞ。謝れ」と暴力的に脅迫して無理に謝罪をさせました。
VはAから解放された後、110番通報をしたため、静岡県警清水警察署の警察官がパトカーでAさんのトラックを追跡し、警察の職務質問に対してAが反抗的な態度をとったため、Aさんを暴力行為処罰法違反の疑いで緊急逮捕しました。
(※フィクションです)

上記刑事事件例は、令和2年4月24日、大阪府寝屋川市のトラック運転手の男性が、兵庫県相生市竜泉町の国道2号で、信号待ちで止まったワゴン車の男性に対して金づちを振り上げ、「降りてこい。殺したろか」と脅迫した疑いで、兵庫県警相生警察署によって暴力行為処罰法違反の疑いで緊急逮捕されたれた事案をモデルにしています。

被害を受けた男性からの110番で追跡した相生警察署のパトカーが、約25キロ西に離れた岡山県備前市の国道2号で男の大型トラックを発見し、被疑者男性が降りてこなかったため、緊急逮捕に踏み切ったとのことで、警察の調べに対し、被疑者は「クラクションを鳴らされて腹が立った」と被疑事実を認めている模様です。

このように、刃物や鈍器などの凶器を用いて暴力行為を振るう、もしくは暴力的な脅迫を行うことで刑事事件化する事例は少なからず報道されており、その背景をみると、当事者同士のトラブルや喧嘩から激高して凶器を用いた暴力行為に発展するケースや、あるいは、もともと強い恨みを抱いていた相手に対して強烈な脅しをかけるために暴力的な脅迫に至るケースが多いように見受けられます。

例えば、令和元年6月14日、兵庫県川西市の市立中学校に刃物を持った男性(83歳)が侵入し、応対した教頭らに「登下校時の生徒がうるさい」などと話し、刃物を突きつけたとして、駆け付けた兵庫県警川西警察署の警察官によって、建造物侵入罪と暴力行為等処罰法違反の疑いで緊急逮捕した事案も話題になりました。

この事例では、学校の生活音に対して日頃から不満を募らせ、怒り心頭に達した被疑者が、そのストレスを激烈に表現すべく凶器を用いた脅迫行為という過激な手段に出てしまったと推測されます。

【暴力行為処罰法違反】

暴力行為処罰法は、非常に古い法律で、暴力団や暴力団に準ずる反社会的団体による、悪質な手段や態様の強要・脅迫行為を取り締まる為の法律と解されていますが、そのような背景にない民間人であっても、非常に悪質で過激な暴力的行為に踏み切った刑事事件で適用されることが往々にして見受けられます。

暴力行為処罰法の第1条によれば、多数の集団による威力を示したり、または凶器を使用したり、数人が共同して、刑法における暴行罪脅迫罪、あるいは器物損壊罪等を行った場合には、刑法上の法定刑より重い刑罰を加える(3年以下の懲役又は30万円以下の罰金)としています。

基本的に、凶器を所持または使用した暴力的行為や脅迫的行為は、犯行態様として危険性が高く、すなわち悪質であり、違法性が高いと判断されています。
そのため、捜査機関は被害者に対するさらなる威迫の恐れが高いと判断し、逮捕に踏み切る場合が多く、さらに最大20日間の勾留が決定する可能性が高いと言えます。

この場合、勾留決定に対する不服申し立て(準抗告)では、勾留が取り消される可能性は極めて低いため、刑事事件の示談に経験豊富な刑事事件弁護士を通じて被害者にアプローチをとり、様々な条件を提示して示談締結を目指すことが最も効果的な方法と言えるでしょう。

静岡県静岡市凶器で人を脅迫して刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料相談や初回接見サービスをご検討ください。

静岡県島田市で万引き(窃盗)から暴行ふるって事後強盗罪

2020-04-03

静岡県島田市で万引き(窃盗)から暴行ふるって事後強盗罪

万引き窃盗罪)などの犯罪が発覚して逃走するために暴行を振るった場合、非常に重大な事後強盗罪へ発展する可能性とその刑事責任について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

【事件例】

静岡県島田市在住の無職Aさん(66歳)が、夜遅くに市内のスーパーで食料品等を万引き窃盗)したところ、店員Vが万引き窃盗)に気付いてAさんに指摘し、Aさんを取り押さえようとしたところ、Aさんはポケットから折りたたみナイフを取り出して、Vさんの腕を浅く切りつけ、Vさんが身を引いたことに乗じて駐車場に止めてある自動車で逃走しました。
Vさんは、すぐに静岡県警島田警察署に被害を訴え、警察は事後強盗致傷罪の疑いでAさんの行方を追っています。
(※フィクションです)

上記刑事事件例は、平成30年12月15日、千葉県四街道市のコンビニエンスストアで、万引きをして逃げた男が、追いかけてきた店員の男性を刃物のようなもので刺した事件をモデルにしています。
警察によると、15日午後4時すぎ、四街道市のコンビニの女性店員から「万引きの犯人が逃げようとしている」と110番通報があり、被疑者は、商品を盗んで逃げ、追いかけた男性店員が店の外で捕まえようとしたところ、突然、被疑者が店員の上半身を刃物のようなもので刺したとのことでうが、幸い、刺された店員は、病院に搬送されたが命に別条はないとのことです。
逃げた被疑者の男は60代から70代くらいで、警察は防犯カメラの映像などをもとに、逃げた男の行方を追っています。

【強盗と事後強盗】

通常、「強盗」とは、暴行または脅迫を用いて他人が反抗することができない状態にさせ、その反抗抑圧中に財物を奪うことを意味します。

強盗における暴行または脅迫は、社会通念上、客観的に被害者の反抗を抑圧するに足りる程度のものである必要があるとされており、逆に、個々具体的事案における被害者の主観を基準とするものではないとされています(判例)。

上記刑事事件例は、通常の強盗とは異なり、万引き窃盗)犯が、店員や・警備員・保安員などの追及を逃れるために暴行を加えて財物を奪ったという事案であり、これは刑法第238条の事後強盗に該当します。

具体的には、窃盗を行った者が、財物を得た後で取り返されることを防いだり、逮捕を免れたり、罪跡(証拠)を隠滅するために、暴行又は脅迫を加えた場合、通常の強盗と同じ罪となります(事後強盗、刑法第238条)。

判例によれば、窃盗罪の犯人が、犯行を目的して追跡してきた者による逮捕を免れるために暴行を加えた時、事後強盗罪が成立するとされており、窃盗の既遂後、窃盗現場から1キロほど離れた場所において、窃盗から30分ほど経過した後に、犯人を追いかけてきた被害者に対して、盗品を取り戻されまいと暴行を加えた場合にも、全体から見て、窃盗の機会の延長線上で行われた暴行と言えると判断し、事後強盗罪の成立を認めた判例もあります。

さらに、事後強盗の特徴として、特に店員、警備員や保安員に対する事後強盗のように、財物の所有者という窃盗罪の被害者と、暴行または脅迫を受けた被害者が異なるケースがあります。

当初は強盗罪事後強盗)の疑いで刑事事件化または逮捕されていた場合でも、例えば暴行被害者に対する示談が成立して、被害届の取下げや刑事処罰を求めない旨の合意を得た場合には、検察官は罪状を窃盗罪に切り替えるケースも見受けられるため、重大犯罪である事後強盗刑事事件化または逮捕された場合には、刑事事件の経験豊富な弁護士に速やかに弁護活動を開始してもらうことが何よりも大切です。

静岡県島田市万引き窃盗)から暴行ふるって事後強盗罪刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所への初回無料の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。

静岡県湖西市で警察官に反抗して公務執行妨害罪で逮捕

2020-04-01

静岡県湖西市で警察官に反抗して公務執行妨害罪で逮捕

警察官に対する反抗などによって暴行脅迫を行ってしまった場合に生ずる刑事責任について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

【事件例】

静岡県湖西市に住む会社員Aさんは、仕事の帰りに静岡県警湖西警察署の警察官に職務質問を受けました。
仕事帰りでストレスが溜まっていたAさんは、警察官の質問に対して悪態をつき、パトカーを力任せに叩いたところ、Aさんは公務執行妨害罪の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさん逮捕の知らせを受けたAさんの奥さんは、1日でも早くAさんが釈放されることを望み、すぐに刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです。)

【公務執行妨害罪で逮捕された場合の弁護活動】

公務執行妨害罪は、公務員の職務執行に対して暴行脅迫を加えることにより成立し、3年以下の懲役もしくは禁固または50万円以下の罰金が科されます(刑法95条1項)。

公務執行妨害罪の「暴行」とは、警察官に対して直接暴行を加えることのにならず、警察官の職務執行に圧力をかける有形力の行使も含まれ、上記刑事事件例の場合、パトカーを叩くことが「暴行」に当たります。

公務執行妨害罪逮捕され、その後勾留が決定すると、勾留延長を含めて最長で20日間身柄を拘束されることになります。

Aさんは会社員という立場上、できるだけ早く逮捕・勾留から解放されたいですし、勾留が長引けば公務執行妨害罪刑事事件の事実が会社に伝わり、解雇されてしまう可能性もあるでしょう。

この場合、すぐに弁護士にご契約いただければ、意見書等を通じて逃亡や証拠隠滅の恐れがないことを主張し、身柄解放の可能性を上げることができます。

また、公務執行妨害罪の現行犯逮捕の場合、被疑事実自体を否認することは難しいので、本人が公務執行妨害の行為を認めているのであれば、真摯に反省の態度を示し、今後の捜査に協力する姿勢を示すよう被疑者の方に助言をすることも刑事弁護人の重要な役割となるでしょう。

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静岡県静岡市でパワハラから刑事事件に発展

2020-03-20

静岡県静岡市でパワハラから刑事事件に発展

パワーハラスメント(パワハラ)の被害者が捜査機関に対して被害届や刑事告訴を行った場合に生じうる刑事責任について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

<事件例>

静岡県静岡市清水区在住の会社員Aさんは、営業部長という立場から、部下に対して暴力行為や部下の人格を否定するような言葉を投げる等の指導を行っており、特に厳しく指導されたVさんは、まもなく会社を辞職すると同時に、Aさんに対して民事上の損害賠償請求と暴行罪および名誉棄損罪の被害届を出しました。
その後、Aさんは静岡県警清水警察署から連絡を受け、Vさんの被害届に関して取調べを要請されました。
Aさんはまさか部下への指導が刑事事件へ発展するとは思っておらず、弁護士に相談することにしました。
(※フィクションです)

【どんなときパワハラが犯罪になる?】

都道府県労働局に設置された総合労働相談センターに寄せられる相談件数は年々増加しており、この10年間で約3.2倍に増加しています。
また、民事上の個別労働紛争相談件数に占めるハラスメントの割合も、10年前の10.3%から22.8%へ増加しています。

このように、労働環境におけるハラスメントは非常に多くなっていますが、では具体的にどのようなパワハラが犯罪になる可能性があるのかまとめてみましょう。

まず、身体への犯罪として、殴る蹴る等の傷害罪(刑204条)、胸倉を掴む等の暴行罪(刑208条)が挙げられます。

また、パワハラに特有の行為として、上記のような直接的で肉体的な侵害行為でなくても、脅迫的な言動によって相手を追い詰め、精神的な失調を引き起こした場合も傷害罪が成立する可能性があることに注意をしなければなりません。

最高裁判例においても、医学的な診断基準において求められている特徴的な精神症状が継続的に発言した場合、傷害に該当すると判断しています。

また、職場で被害者の社会的評価が下がるような事実を広められること等により名誉棄損罪が成立可能性があります。

さらに、上司からの命令を聞かなければ〇〇するぞ、のように自由や名誉、財産等に対する害悪が告知された場合、脅迫罪(刑222条)が成立する可能性があり、また、自分の社会的立場や財産、権利等を盾に取られて不当な要求をされた場合など、強要罪(刑223条)が成立する可能性があります。

昨今では会社内にもハラスメント相談窓口を設置する会社が増えており、今後もパワハラ等による刑事事件は増加するものと思われます。

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静岡県御殿場市でベビー、チャイルドシッターによる暴力、性犯罪

2020-03-06

静岡県御殿場市でベビー、チャイルドシッターによる暴力、性犯罪

両親共働きや一人親などが少なくない昨今、ベビーシッターチャイルドシッターによる暴力事件性犯罪が生じた場合の、その刑事事件の見通しと刑事責任について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

<事件例1>
静岡県チャイルドシッターとしては働く男性Aさんは、静岡県御殿場市で預かっていた子供V(4歳)に対して、裸にさせて身体を撫でまわし、その様子を写真や動画で撮影する等をしたとして、静岡県警御殿場警察署によって強制わいせつ罪および児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されました。
検察官はAさんを上記罪状にて起訴し、公判(裁判)が開かれることになりました。

<事件例2>
静岡県チャイルドシッターとしては働く女性Aさんは、静岡県御殿場市で預かっていた子供V(6歳)に対して、言うことを聞かないとして頬を叩く、皮膚を強くつねる等の暴行を行い、Vの身体についた痣に気付いた母親が静岡県警御殿場警察署にAによる暴力行為の疑いがあると相談をしました。
警察はAさんに対して任意の事情聴取を行った結果、AさんはVに対する暴力を認めたため、Aさんを在宅のまま捜査を進め、その後検察庁へ送致(書類送検)しました。

(上記いずれの事例もフィクションです。)

【ベビーシッター、チャイルドシッターによる犯罪】

全国保育サービス協会による調査では、近年では、核家族化の進展や共働き世帯の増加、少子化に伴う1人あたり養育費の上昇に、待機児童の問題から見る公的な保育という受け皿の不足、といった社会的な背景により、富裕層だけでなく一般層でのベビーシッターやチャイルドシッターの利用機会も増加してきています。

例えば、東京都内でのベビーシッター事業社数は、2013年の142社から、1年ごとに162社、170社と増加傾向にあります。

シッターによる刑事事件として、預かった横浜市の2歳男児を窒息死させた等として、殺人罪、保護責任者遺棄致傷罪、強制わいせつ致傷罪に問われた事件では、被告人に対して懲役26年(求刑・無期懲役)の判決が言い渡されました。

また、平成30年7月30日、預かった男児に対する強制性交等罪児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われたさいたま市の事件では、さいたま地方裁判所は、懲役5年(求刑・懲役6年)を言い渡しました。

シッターによる預かった子に対する犯罪では、男性被疑者であれば特に性犯罪が多く、また性別を問わない場合には暴力犯罪が多く見受けられ、事案の性質上逮捕勾留されるリスクが高く、よって起訴される可能性も高い傾向にあります。

事実を否認する場合には、長期の公判を覚悟しなければなりませんし、事実を認める場合でも、いかに検察官の求刑より減刑できるかが刑事弁護の焦点となり、信頼できる刑事事件の経験豊富な弁護士弁護を依頼するのが良いでしょう。

静岡県御殿場市で、ベビーシッターチャイルドシッターによる暴力事件性犯罪などの刑事事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。

静岡県菊川市で金銭トラブルで監禁罪

2020-02-17

静岡県菊川市で金銭トラブルで監禁罪

金銭トラブルから相手の行動の自由を奪ってしまい監禁罪刑事事件化する事例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

【事件例】

静岡県菊川市在住の内装業者Aさんは、内装の請負仕事が終了して引き渡したにも関わらず、請負先の小規模建設会社が契約上の請負代金の残額を支払わなかったため、その建設会社へ赴き、社長のVさんを連れて自分の車に乗せ、早く請負代金を支払うよう働きかけました。
ドライブの途中でVさんが「早く車から降ろしてほしい」等と何度か言ったにも関わらず、AさんはVさんからの支払いの約束を取り付けるまでは車から降ろさなかったため、Vさんは半日近く自動車に乗せられて行動の自由が奪われることになってしまいました。
1週間後、約束した支払期日にはまだ期日があったものの、Aさんからの厳しい支払の督促を受けたVさんは、「支払う約束は守る。ただ、あんたのやり方は強引すぎだ。先日車に閉じ込められた件については静岡県警菊川警察署に相談する」とAさんに言いました。
警察沙汰にするとの言葉に不安を覚えたAさんは、自分の行動について何らかの刑事責任が生ずるのか確認すべく、刑事事件に詳しい弁護士に相談することにしました。
(フィクションです。)

上記刑事事件例は、滋賀県東近江市の職業不詳男性が福井県坂井市の東尋坊で遺体で見つかった事件で、長浜市のとび職の男性や少年6人が被害者を車のトランクに監禁したとして監禁罪の疑いで逮捕された事案をモデルにしています。
この事件では、被害者がいつの時点で死亡していたのかが問題となっており、被疑者らは「被害者はトランクの中では生きていた」と供述している模様で、司法解剖による死因の特定が待たれています。

上記刑事事件の逮捕容疑は、被疑者らが、令和元年10月18日午前9時から午後6時頃、被害者を彦根市から坂井市まで走行中の乗用車のトランクに監禁した疑いです。
被害者は翌19日朝、東尋坊の海で遺体で発見され、遺体には複数の外傷があったことから、被疑者らによる傷害致死罪や殺人罪の疑いでの捜査も進んでいるようです。

【逮捕・監禁罪とは】

不法に人を逮捕し、または監禁した場合、3月以上7年以下の懲役が科されます(刑法第220条)。

逮捕とは、直接に人の身体の自由を拘束することを言い、監禁とは、有形であると無形であるとを問わず、一定の場所からの脱出を不可能にして、継続して人の行動の自由を不法に拘束することを言うとされています。

監禁と認定されるためには、人の行動の自由を不法に拘束する程度の時間は拘束状態が継続することが必要とされており、個別具体的事案においては、暴行・脅迫により八畳間に約30分間拘束することも監禁に該当すると判示した判例があります。

監禁罪は、女性を監禁する事案においては、性犯罪の対象として身体を拘束しつづけるために行われることが多いとされていますが、広く一般的には、相手に受け入れがたい要求に応じさせるために特定の場所に監禁して心変わりを迫る場合等にも行われており、実際の発生した刑事事件として、無断欠勤した男性従業員を押し入れに監禁したとして、警視庁葛飾警察署は、キャバクラ店経営の男性等を逮捕監禁罪の容疑で再逮捕した事案があります。
この事案では、被害者は被疑者らによって制裁が加えられ、暴行の結果死亡しており、警察は逮捕監禁致死罪の可能性も視野に調べを進めています。

監禁罪に対する刑事弁護活動としては、被害者に対する示談の申し出が最も効果的と考えられますが、一般に、被害者は逮捕監禁を行った被疑者本人と示談交渉を行うことはあり得ず、弁護士等の専門知識を持った公正な第三者の仲介が前提となります。
被疑者による一方的な監禁であれば示談交渉そのものが難しくなる可能性も予想されますが、特に被害者側にも道徳的な非があり、それに対する指導や制裁として監禁に至った事案では示談条件、特に再犯防止や誓約事項等の提示次第では、被疑者の罪を許す旨の文言も引き出すことも可能と考えられます。

このような被害者とのデリケートな示談交渉が要求される刑事事件では、刑事事件の示談交渉の経験を多く積んだ刑事事件弁護士に依頼することを強くお勧めいたします。

静岡県菊川市金銭トラブルなどから監禁罪刑事事件化または逮捕されてお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所への初回無料の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。

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